日向坂にハマるまで
本日2020年2月11日でひらがなけやきが日向坂46へ改名して1年が経った
僕はこの1年前の改名を機に本格的にファンになった改名新規オタクである
厳密に言うと改名のほんのちょっとだけ前なんだけど
というか実はひらがなけやき自体は結成から知っていたのでもっと前からひらがなけやきに注目しておけば良かったなぁと思う事が多々ある
あそこでちゃんと追っておけば…
そういえば元は欅坂を追っていて…
思えばその前に乃木坂が好きだったわけで…
そもそも48系にハマったことがきっかけで…
と自分のオタクとしてのルーツを辿ってみたら10年も遡ってしまったので懐かしむことをメインに年表っぽくして語ってみる
そんな誰も興味無い話
※全体を通して広く浅くのかなりのニワカっぷりなのでお手柔らかにお願います
序章
2010年、ある日アルバム5枚1000円でレンタルしようとTSUTAYAに向かう
4枚はすぐに決まったが残り1枚良いのが見つからない
なんでも良いからテキトーな1枚を探しているとAKB48の『神曲たち』が目についた
「随分とゴチャゴチャしたジャケットだな…そういえば部活のアイツAKBが好きとか恥ずかしそうに言ってたな…全然知らないけど真ん中の子カワイイじゃん…これにすっか」
と最後の一枚に選ぶ
次の日
「AKBって気持ち悪いオタク共の間で人気なだけで可愛くもない連中だと思ってたけど曲めちゃくちゃ良いじゃん!!」
となった僕はネットでAKBについて調べ始めたのだった…
2010年〜2012年 出会いと別れ
- 2010年
すっかりAKBの曲ファン(アルバム内だけ)になった僕は世間のブームや部室棟前に散乱していた泥だらけのグラビアのおかげで無事「神7」のメンバーの名前と顔が一致するまでに成長を遂げた
しかし時は2010年
AKBはその名前こそ誰しも聞いたことがあれど、AKB好きを公言しようものならチェックシャツ・ジーンズ・リュックにメガネという古典的なキモオタが連想される時代(個人的見解)
アイドルに興味あるなんて言い出せない陰キャオタク生活が始まる(ここから10年)
当時の推しメンは前田敦子
ただのミーハーである
いっちょ前に悔しがった記憶がある
当時ぷっちょとAKBがコラボし、メンバーを模したフィギュアがおまけに付いていて、「まえだっちょ」が当たるまで買いまくった思い出
毎日あっちゃんのブログをチェックし時にはコメントもし、彼女の水着ポスターを自室のドアに貼るというさながら『遠距離ポスター』の歌詞のような青春を送っていた
この時期が一番純粋にアイドルファンやってた気がする
- 2011年
『Everyday、カチューシャ』『フライングゲット』で世間的にAKBが大ブームを迎える
あっちゃん主演のドラマ『新イケパラ』も毎週チェックしていたし、あっちゃんの総選挙1位返り咲きとあの名言に沸いた記憶がある
グループについてもメディア選抜12人の顔と名前を覚えるまでに成長した
しかしこの年の末頃から急速に興味を失う
なぜならただのミーハーニワカだったからである
- 2012年
表題曲をチェックするだけの一般人となり完全に飽きる
辛うじて前田敦子の活躍を追っていたが、彼女の卒業を機にニワカファンを卒業
所詮は中学・高校時代
AKBの醍醐味のはずの握手会や劇場公演に足を運ぶこともなくフェードアウトしたのである
2014年 覚醒
- バラエティ側から再会したAKB
完全にアイドルに興味を失っていた2012年〜2013年だったが、各48グループのセンターの名前や乃木坂46の存在くらいは把握していた
というよりそれしか知らなかった
当時有吉さんにどハマりしていて、YouTubeで有吉毒舌集を観漁ってたところ、『有吉AKB共和国』の動画に辿り着く
この番組は有吉さんの毒舌・優しさ・真っ当さが滲み出る素晴らしい番組で、自分が元ニワカアイドルファンだったことなど完全に忘れただのバラエティ番組として視聴していた
しかし徐々にメンバー側の無茶苦茶具合やぶっ飛び具合に「あれ?AKBってこんなに面白かったっけ?」と思うようになる
思えばAKBが好きだった頃は冠番組は一切観ていなかった
ただ世間の流行りに流され、「アイドルが好き」というつもりになって楽しんでいただけだった
2014年、改めてAKBをアイドルファンというよりも、バラエティ番組ファン的な観点で観始めてみたら、人数の多さゆえのバラエティスタイルの豊富さ、先輩後輩関係ありきの下克上当たり前のストロングスタイル、MCを舐め腐った圧倒的プロレス力にあっという間に引き込まれてしまった
それ以降、YouTubeに落ちている『有吉AKB共和国』及び『AKBINGO』の動画を自分が好きだった古い時代の回から最新の回まで、狂ったように観漁った
再びAKBファンとして目覚めたのである
およそ1ヶ月足らずで当時140人近く在籍していたメンバーの9割以上の顔と名前・キャラを把握したと思う
当時の表題曲は『心のプラカード』
AKB公式音ゲーにめちゃくちゃハマる
ちなみに当時乃木坂は知っていたが、バラエティアイドルを求めていたため「下品なこと出来ないアイドルは興味なし!」と一蹴していた
- NMBとの出会い
ひとしきりAKBのバラエティ番組を違法視聴しきった後、関連動画にてNMB48の初期の冠番組「どっキング48」と出会う
この番組は陣内智則・ケンコバ・たむらけんじという神キャストで、吉本パワーで売る気満々のど真ん中大阪バラエティ番組
可愛いアイドルがバリバリの芸人とガチンコでバラエティをやるという構図が大好物になっていた僕は当然の如くハマる
しかし今回はAKBに再ハマりした時とは違い、バラエティ面だけでなくメンバーの個性や楽曲の良さという、アイドルグループとしての魅力にも気付けるようになっていた
『スター姫探し太郎』というNMBのオーディション・結成・デビューに密着した番組を観たことでアイドルの“成長”という要素を楽しめるようになったのである
そこからAKBという大ボスと戦い続ける山本彩の姿や急成長株だった白間美瑠を中心にNMBの番組・楽曲にハマる
当時の推しメンは白間美瑠
当時の表題曲は『高嶺の林檎』〜『らしくない』
2015年 鞍替え
バラエティ面を中心に無銭在宅オタクとしてAKBとNMBを追っていたが、2015年に転機が訪れる
YouTubeにて乃木坂46の『命は美しい』を観て、48グループ特有のキラキラ感を一切纏わずに謎のしっとり感とカッコ良さ、そして何より圧倒的なビジュアルで魅せる姿に腰を抜かした
興味本位でリアタイしてみた乃木どこがなんと激アツの最終回
例の如く自然と興味は乃木どこ過去動画・過去楽曲へと向かう
以後AKBは置き去りに、NMBを少しだけチェックしつつ46の道へと鞍替えする
ここまでくると「このアイドルが好き!」というより「どのアイドルを好きになろうか」という、持病のように慢性的で、常に漂流するタイプのアイドルファンになってきていた
そしてあくまでも冠番組を中心にメンバーの活躍とグループの飛躍を見守るという、金は落とさないくせに48&46全体を広く浅く見渡すアイドル評論家的な視点を持つクソ面倒くさいオタクが完成してしまったのである
当時は乃木坂箱推し
強いて言えば2014年後半の西野七瀬の顔面推し
2016年〜2017年 解熱
もはや目移りばかりするただの新しい物好きになっていた自分には欅坂46のデビューは待望だった
プロジェクトとしては2015年の新グループ発表から追っていたのでひとつのグループの結成・デビューにリアルタイムで立ち会えるのは初めてだった
『サイレントマジョリティー』はめちゃくちゃカッコ良かったしセンター平手友梨奈・追加メンバー長濱ねるのスター性には胸が躍った
ひらがなけやきの誕生も欅坂というグループを混沌としたものにして中々ワクワクした
しかし、バラエティ番組をメインにアイドルを応援する僕にとって、バチバチバラエティとは言えない『欅って、書けない?』に対して以前のAKB・NMBほどの熱量は持てず、ハマるに至らなかった
個人的に乃木中もマンネリ化し、48グループも全盛期を過ぎ、行先を見失った僕はTwitterでNMBメンバーとAKBの主力メンバー、画像貼る系のフォロワーの多い坂道オタからの情報を眺め、気が向いた時に乃木中・けやかけを観るだけのニワカとなった
そしてその境遇と僕の熱量がゆえに、ひらがなけやきの情報は一切届かなかった
当時の推しメンは与田祐希
写真集買いました
2018年 過ち
ダラダラと48&46の情報を追う日々の中で、新番組『ひらがな推し』の情報を嗅ぎつける
ひらがなけやきは募集→結成→スタジオ初登場くらいまでは記憶に残っていたが、もはや欅坂自体にほとんどアンテナを張っていなかった自分には冠番組が作られた理由がゴリ推し以外に思い付かなかった
初回がめちゃくちゃ面白かった
正直オードリーはM-1とレッドカーペットで人気出て以降は何故か全くテレビで観てなかったが、ここまで相性良いタイプのバチバチ系だとは知らなかった
久しぶりに日曜深夜に起きる理由が見つかった
と思ったのも束の間、乃木中・けやかけの時間を乗り越えるだけの熱量はもうとっくに残っていなかったことに気付く
#5『抜き打ちカバンの中身チェック!前編』を最後に視聴を断念
アイドルファン人生最大の過ち
初期のひらがなけやきを追わなかったのはアンテナを張り切れてなかった&張ってたとしても情報が届かないほどの扱いだったからまだしも、冠番組視聴ストップは積極的後退だった
いまだに後悔する
2019年 “再会”との再会
坂道合同オーディションの存在すら知らず完全に非オタになっていたところ、YouTubeでひらがな推しの新年一発目の占い回に出会う
超絶面白い
観てなかった8ヶ月間を悔いた
急いでTwitterにてひらがなオタクをフォローすると飛び交う#annkwのハッシュタグ
乃木坂にハマっていた時、#bananamoonのタグは何度も見かけたが一度も聞いた事はなかった
「もう後悔したくない」
物は試しでオードリーのオールナイトニッポンを聴く
超絶面白い
この時点ではひらがなけやきよりも、この二人のアイドル番組が観たいというのが素直な感想だった
有吉弘行の面白さに引き込まれAKBと再会した時のように、オードリーの面白さに引き込まれひらがなけやきと再会した
そして一年前の2019年2月11日
日向坂46へ改名
自分の中のアイドルファン魂に再び火が付いた
そして現在に至る
ここまでの熱量を1年間キープするどころか、日に日に熱が高まっていることは自分にとっては簡単な事ではない
アイドルを応援していて日々がやたら楽しかった2010年・2014年の熱量を取り戻させてくれて日向坂には本当に感謝しています
今では握手会もライブも参加するし、日々を楽しませてくれるアイドルに金を落とすのはモチベーション的にも感謝を伝える意味でもすごく重要だなぁと感じる
評論家気取りのイタいオタクに変わりはないが
まとめ
実は現在でもそこまで楽曲に強いこだわりが無いのはやはりここ5、6年は冠番組を中心にアイドルを応援しているからだとわかった
そしてあの頃ハマった『神曲たち』の曲こそが自分の中のアイドルソングの基礎を成している
あとYouTubeは神